東京がいいって言う大人がいたんですよー。な〜にぃ!言っちまったか!!大人は黙って・・・

たった4連休のゴールデンウィークもあと2日・・・今日という日をどうしてくれようと朝から途方に暮れながら昨日の午前中と同じようにニコニコ動画で適当な動画を見ながら必殺仕事人(5)の再放送(「りつ、減量する」ってタイトルなのに、話のメインはまったくりつの減量に関係ないってどうよ)を横目に読んだのがこの記事
田舎は好きだが、それでも東京を選択する。 - ミームの死骸を待ちながら
この記事を読んでからどうにもモヤっとモヤっと感が今の時間まで拭えない。なんでなんだろう?


自分の立場。ずーっと愛媛の中の小田舎育ち。高校も大学も就職も別に狙ったわけでもなくたまたま県内から出ることはなくそろそろ30歳も手前。一度転職もして結婚もして、それなりに地元に関わりながらもここまで生活してきている。また、いわゆる東京な方々とも仕事をしているし、プライベートでいえば同級生にも東京を選んだものもいれば、地元(田舎)を選んだものもいれば、まぁ都会に出て残念な人もいた。そんなこともあってか、この記事の言いたいこともわかるし、だいたい想像できることではある。でも、それをそれとしてオールOKで受け入れるには都合の悪い現実も見えているんだな。だから、認めてもよさそうなんだけど認められない気持ち悪さがモヤっとしてるのかな。
じゃあなにか具体例を書いてでも何かを示そうと奮起してみたんだけど、(思わずはてぶでもコメントしてしまってるけど)簡単に公開できないような話ばっかりで言えない・・・。まぁ、当たり障り無くつまりは根本的な問題から察するとですね、引用記事の結論にも書かれてるんだけど、今の若い者に対して

活動の拠点として地方ではなく東京を選択するべきだ

というある種のモデルケースは、今やとっても「ハイリスクでローリターン」なんじゃないかと。
まぁなんというか・・・身近な話からそれなりの規模でも幸せな話をあまりにも聞かないわけですよ。なにせここは田舎ですから、もう何十年とですね
「田舎者は高校は進学校に進んで都会の大学に進むのが勝利者のセオリー。この道から外れたら負組だ。」
みたいな絶対的な神話が根付いていたわけです。それが、ここ近年でついに
「都会のいい大学に進んでも就職先は無い。派遣労働者にしかなれない。だから、工業系に進ませた方が良い。」
などという理論展開の果て、工業高専が異様な競争倍率になっていて、逆に進学校は定員割れを起こしているのが現状。しかも、これはこの不景気になってからの話ではなくて、もう3年も4年も前からの話だったりするわけです。この現象が正常か異常かってのはわからないもんなんですけど、それでもこの地元の子供の教育の変化(実際は、ゆとり教育だの中学校の教育方針に問題があるとか本当にいろいろあるんだけど)を度外視ししてまで
「東京の方がいい」
ってのはオレには言えないなぁ。せめて、当人自身の判断で「東京の方がいい」と言えるくらいの能力が無いとね。「周りの大人が「東京の方がいいよ」って言ってたから東京に行く」くらいじゃダメなんじゃないかな。それなら、おとなしく地元に残って就職してもらえませんかと。十分に苦労させてあげれるよ。まぁねぇ、ここらへんは話だしたらキリが無いんだけど。こういうことが言いたかったのかな俺。


あー、ちょっとスッキリしたかな。