木曜×マンガ×カラン4巻

からん(4) (アフタヌーンKC)

からん(4) (アフタヌーンKC)

今、自分の中で楽しみにしているマンガの中のひとつがコレ、からん(著:木村紺)だ。
密かにだけど、私は神戸在住というマンガをきっかけにして本著作者のファンになった口だ。
この人が作りあげる世界感作りがたまらないというか、私の想像を超えてきたり知らなかったりすることが題材に挙げられていて、毎回好奇心を掻き立てられる場面に出くわさせてくれる。
この「からん」というマンガも、柔道と女子校生と京都の3つがメインのキーワードとなり世界観を築きあげている。しかも意外だが、柔道に関する書きっぷりはそこらへんのスポーツマンガとは違う表現っぷりで、空想でも非現実的でもなんでもなく本当に現実的で深く詳しい。それは、運動ということ自体もきちんと説明されていて抜け目ない。読んでいて、とても知識が増えるといってもいいものだ。
正直、この作品は読む人を選ぶものだとは思うけど、もしこの作品に少しでも引っかかるところがあるような人はオススメする。絶対ハズシはしないと思います。

神戸在住(1) (アフタヌーンKC)

神戸在住(1) (アフタヌーンKC)