金曜×高校野球×春高バレー

昼間は高校野球を見て、夜中に春高バレーの決勝戦をテレビ観戦していて気づいたこと。


野球部員の男子は坊主。
バレー部員の男子は髪が自由。(おそらくなんらかのセット済み)


不思議だなーと思った。スポーツは服装・髪型にはウルサイ業界だ。最近では、オリンピックの際にスノーボード選手の出国時の格好の件で問題になったが、ことの顛末は全日本スキー連盟(SAJ)の笠谷幸生常務理事が引責辞任している(※金メダルが取れなかったとか、他の理由もあるけど)。ここまでするくらいなのだから、日本には相当のスポーツ美学が根づいているのかと思いきや、現実はそうでもない。
春高バレーの決勝を見ていたら、男子バレー部員はみんなイケメンな髪型をしている。さすがに染めたりはしてないけど、ある程度の場をわきまえた程度で。もちろん、スポーツ選手が自分の髪型によってモチベーションアップにつながることもあるだろうし、それは全然悪くないことだと思うんだけど、それにしても年寄り達の考えはその辺を解釈していないように感じる。
実は今、スキー連盟もだが、水泳連盟も国代表の選手に服装・髪型・爪などの身形を乱してはいけない念書を書かないと競技に出場させないようにする動きがある。染めるのもダメ、裾を出してもダメ、ネイルアートもダメ。いったいこれなんて老害?と言わざるを得ないような内容だ。
なにが必要なことなのかしっかり見極めてほしいところが、スポーツ連盟とかいうところにはまったく期待できそうにないですけどね。